●魔法学園とミワーナ風景● 

 

奥に見えるのが魔法学園。その東に広がる町がミワーナの町。手前の建物はミワーナ伯の館。ミワーナ伯の地位は西のホロンガル王国の伯爵位である。メタモナ地方の土地は魔法学園・クミシアの有力商人・大樹神殿が持っている土地が多い。その荘園を預かる武士階級がいる。武士たちの任務は時々起る西のゴブリンや北のオークの侵入に備えることである。武士たちは武士団を作り、戦時指揮官を選ぶ(ミワーナ選挙伯とも呼ばれる)。戦時指揮官は王に成ろうとするが、魔法学園は王を認めようとしなかった。そこで武士たちはホロンガル王国に臣従し、魔法学園に対抗しようとしている。西の方で拡大するザラドス帝国の噂を聞いて、帝国に期待する武士もいる…こんな話はシールの中には出てきませんが。 

武士たちは<番>を組んで交替で館に詰めている。<警士隊>と呼ばれ、犯罪捜査なども行う。 

ミワーナ伯の常時の仕事は裁判を開催して訴えを聞き、解決すること。魔法学園・クミシアの有力商人・大樹神殿からの代表が評議員となって法を制定している。これらを記録する書記たちがミワーナ館ではたくさん働いている。書記の供給源が魔法学園。 

story board:辻野寅次郎